「ブラック・ダリア」ちょっと評価に困った映画です。

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パルマ度★★★★ ファミリー度★(子供に見せちゃダメよ) 
夢に出そう度★★★★ サスペンス度★★★ 

郊外に置かれていた、娼婦の死体。
胴体は二つに切断され、胴体部分はすっぽり抜け落ちていた・・。
猟奇殺人は、華やかな映画産業と人間の心の「闇」を浮かび上がらせていく。
「ハリウッド・バビロン」でも有名な「事件」の映画です。

パルマ度高いのは、まず話がまとまってません(笑)。
ファンは許せますが、一般の人は厳しいかも。

犯人探し、主人公と相棒夫婦との愛憎劇、被害者、加害者の深層を探る・・・。
詰め込みすぎなのか、どれも中途半端で煮えきりません。
ただ雰囲気もでていて、B級感も無いです。出演者も良いです。
ただ「殺しのドレス」「ミッドナイト・クロス」で、ブライアン・デ・パルマファンになった
つのきちとしてはドキドキが少ないように思います。

悪夢のような事件という事で、観客を混乱させようとしているのかもしれません。
最後にあのカットを持ってくるあたりも、いたずらっこ的感覚かも。

最近マニア度が低下しているので、ちょっと厳しい評価ですが、
覗き見るようなカメラワーク同様、ぜひ一人で
異様な世界をのぞき見る感覚で観てほしい一本です。


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