「ディパーテッド」
つのきちが敬愛する名監督、マーティン・スコセッシ。
彼がアカデミー監督賞をついに獲ったこの作品。
今頃、観てしまいましたが、予想以上によかったですよー!
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オリジナルと違う度★★★
バイオレンス度★★★★★
男はつらいよ度★★★★
デート映画度★★★★
オリジナルは香港映画「インファナルアフェア」3部作。
つのきちは、全部観ています。こっちも評判になった凄い「男の生き様映画」です。
で、ハリウッド版としてリメイクされたこの作品。
オリジナルとは、味付けも仕掛けも全く違うタイプの作品になっています。
「重過ぎない」「テンポいい」「解りやすい」と、純粋な娯楽作品に仕上がっています。
不必要なラブシーンもあったり、実にサービス精神旺盛で、スコセッシらしからぬ映画です。
あ、これ褒め言葉ですよ!これはこれで良いのです。
これきっかけにして「グッドフェローズ」「レイジングブル」そして「タクシードライバー」を観て欲しい!
最近の彼の作品は観ていなかったのですが、この映画はツボを抑えていて安心して観られました。
見所は、やはり豪華キャスティングによる火花散る演技合戦。
ジャック・ニコルソンは、以外に静かでした。もっと切れた演技をしているかと思っていました。
「アンタッチャブル」のデ・ニーロ扮するアル・カポネのような。
不気味で充分恐いのですが、悲哀を感じさせ実はいい人?と思える役になっていました。
主役のディカプリオとマット・ディモンも良かったけどマーク・ウォルバーグにはびっくりしました。
色白で、7・3分けなのに、どえらい迫力です。
拍手喝采?のラストも納得の、見事な「裏主役」ぶりです。
今のアメリカ映画を支えている人気俳優が一同に観られるこの映画。
デート映画としては、とてもいいように思います。
映画終わった後、割と話弾むと思うのですが・・・。ちょっと暴力的すぎるかしらん。
つのきちは、全然OKです。これくらいなら。
適度な緊張と豪華俳優陣に酔いしれる2時間半。あっという間です。
お時間あったら、観て欲しい映画です。おすすめします!
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えいが豆知識:外国の俳優さんの日本語表記ってよく変わります。
スコセッシ監督もそんな一人です。
最初はマーティン・スコルセーセ。次がスコシージ。そしてスコセッシ。
どーでもいいことですけど・・・。