映画「日本沈没」といえば、昭和系パニック映画の代名詞ですね。

リメイク版、出来映えが楽しみです。
我々、昭和系おやじ世代は、本気で1999年で世界が滅びると信じていました。
日本沈没なんて普通「ありえない」と思いますが当時小学生のつのきちは
「絶対ありえる。1999年に世界は絶対滅亡するし。」という終末観、世紀末感をもって、TV版を観ていました。

小学5年のつのきちは、
「1999年には32才になっとって、そん頃は子供もおって、ちゅう事は結婚しとって、えー誰とじゃ!あん娘は勘弁、あん娘じゃッたらええんじゃがのう・・」と不安ながらもお気楽に夢想してたりしたものです(宮崎弁で)。

つまり、32才で人生終わるんだと。
心のどこかで不安に想いながら、死を覚悟しながら生きてきたといえるのです。
まさにノストラダムスの予言=呪文=暗示です。

今回のリメイク版を純粋に娯楽大作として観られるという事は、今は「終わりの無い」平和な時代ということになるのでしょう。

テーマとしては、前作のパニックを見せるのに対して今回は
漫画「ジパング」のように、国家感、愛国心を訴える感じですね。


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