「月曜ロードショー」と荻 昌弘

思えば昭和は、映画のTV放映が楽しみな時代でした。
番組も結構あったですね。
月曜、水曜(後に日曜昼、金曜夜に移動)ロードショー
土曜のゴールデン洋画劇場、日曜洋画劇場などなど。

放映権料がジョーズで14億円とか
スーパーマンはどこの局が獲得した!とか
貧乏な映画少年にとってはTV映画というジャンルが
しっかり確立してました。

映画評論家のお気に入りは、月曜〜の故、荻昌弘先生でした。

他の評論家はいまいちでした。
例えば水野晴夫はなんでも自然の警告か
病めるアメリカのせいにしちゃってましたし。

中学の時、講演会にも行きました。
ソフィーの選択」と「ロッキー」を引き合いにだして
「やるかやらないか、映画の主人公は皆やるんです!」
という話をされ、ビビッとキタことを憶えています。
ロッキーが試合をしないと映画は始まらない
という事で、ある意味当たり前の話なのですが、
私の「まず行動、実践!」という行動原則は
この時の荻昌弘先生の話を聴いた時に
心に刻まれたのだと、勝手に思っています。


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