映画「タクシードライバー」その1

ニューヨークの孤独な青春が今、走り出す・・・!
というのは、月曜ロードショーの予告編のタイトルです。
中学1年の時にTVで観たのですが、憶えてるものです。
そう「タクシードライバー」は、1976年(昭和51年)のアメリカ映画です。


ちなみに、映画評論はしません。
殆んど思い出話に終始しますので悪しからずです。

例えば好きな映画があったとして、何をしますか?

1・ものまねをする(例:ブルース・リーのヌンチャク、蛇拳高倉健
2.グッズを買う(例:スターウォーズの下敷き、筆箱買いました)
3.ビデオ、サントラを買う(例:当時VHSで2万円近くしたぞ)

はっきりいって、「タクシードライバー」では、全部しました・・・。
それもかなりハイレベルで。
まずベータマックスで録画したビデオからカセットテープに音をダビング。
繰り返し聴いて、台詞を殆んど覚えました。

吹き替えは津嘉山正種
デ・ニーロとは全然違う声質なのですが、
もー低音が素敵でかっこよく、
普段の喋り方までトラヴィスのマネしてました。
多分一年近く。

サントラ(オリジナルサウンドトラックの事)を
生まれて初めて買いました。
2800円。勿論、雑誌ロードショー推薦盤です!

友人から、44マグナムのモデルガンを譲り受け、
鏡の前で上半身裸で銃を構えて、
「俺にいってんのか?!他には誰もいないぞ」と決めのポーズ・・・。


はっきりいってバカです。かなりの。
(でも身に覚えのある男子は2人位いるのでは)

あーでもそれが青春(by吉田拓郎)。
中学男子特有の理想に燃えた生真面目な正義感と、
実は情けない現実という自虐的な感覚とが、合わさって
当時まさにハマってしまったのです。

そして、こんなにハマった映画はそれ以降ありません。

今の中学生は、どんな映画にハマってしまうのでしょうか・・・。

デス・ノートだとちょっとヤですね。

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